Rising Sun-ライジング・サン-ミカエル・ザヤット×高島なゆみコラボレーションアロマオイル -4mlサイズのみ

Rising Sun-ライジング・サン-
ミカエル・ザヤット×高島なゆみコラボレーションアロマオイル -4mlサイズのみ

販売価格: 4,760(税別)

(税込: 5,236)

商品詳細

ミカエル・ザヤット氏が直接ブレンドし、その手でチューニングしたオイルです。

Pine, Clove, Basil, Ceder Atlantica, Rosewood, Sage Official

 

初めてミカエルに会った時に、彼が言った言葉を思い出す。

「日本はとっても重要なカギを握っている国なんだよ。

日出づる国だから。

陰は日が昇りそこに差し込むと、自然と消えてしまう。

戦う必要はない、ただ、必要な場所に光が差しこめば、そこは日のあたる場所になる。

日本は、その役割を担っている国なんだ。

ファーイーストから昇った日が、西洋まで届き、色々なことを開花させる。

日本が光を届ける、その役割を担っているんだ。」

 

私が訪ねて行った日に、待ちかねていたようにミカエルは私を彼の神殿に誘った。

そこで光を灯し、ゆっくりくつろぎながら、静かに両手を広げて空(くう)を見る。

 

ゆっくりとした彼の息遣いが聞こえてくる。

 

チューニング中だ。

 

そして「オイルを作ろう。サンシャインのオイルだ。」と言った。

Let the Sunshine In の歌を口ずさみながら、

「このカオスの時代に、日本から新たな陽が昇り、それが世界を照らす必要があるから」と言った。

 

「日本も混沌としている。でも僕は感じている。

もうすぐ新しい陽が昇る。

新たな光の直前の闇は最も深い。

今はその深い闇にいるけれど。」

 

いつものように私にオイルを選ぶように促す。

いつものように5本のオイルをピックアップする。

 

ミカエルはその一本一本を、ゆっくり味わいながら、レシピを組み立てる。

オイルを入れる順番や、分量を。

 

最初のオイルを入れる。

 

ゆっくり味わった後、私に手渡す。

 

そのオイルを嗅いだ瞬間に、こういうエネルギーの巡りのオイルを作りたいと、イメージが動く。

 

ゆっくりミカエルを見ると、彼と目が合う。

 

「そうだよ、そのイメージだね。」と彼が頷くのが分かる。

 

小さな試験管に、神経を研ぎ澄ましながらオイルを入れていく。

香りを嗅いで確かめると、私に確認するように促す。

一つオイルが加えられる度に、イメージが広がる。

 

ミカエルと私が描くライジングサンのイメージが、交差して揺らぎ、方向性を探るように 残り香が遊ぶ。

 

最後の1本を慎重に加えて、香りを確かめる。

 

昇ってくる太陽を、背中に受けて新しい時代の幕開けを、暗がりに描くイメージが、はっきり浮かぶ。

 

あと一歩。

「これを足そう。」

 

ミカエルが選んだオイルをビーカーに足すと、ちょっと濁りがあったオイルが、スッーとクリアーになった。

 

複雑に揺らぎながら一日の幕開けを知らせる明かり。

ほのかな朱をここそこに散りばめながら、ゆっくりと昇り続ける太陽。

朱の中から突然射す力強い一直線の光が、自分自身を象徴する情報領域に到達すると、

自分のあらゆる部分が解放され、過去のあらゆる負の情報を転化させる時を知る。

 

そんなエネルギーのオイルが完成した。

 

ミカエルが深くそのオイルを吸いこむ。

 

そして「素晴らしい、とても素晴らしいオイルだね。」と呟く。

「本当に、新しい時代に昇る太陽。ミカエル、ありがとう。」

「これはなゆみが作ったんだよ。」

「私達二人で。」

「そうだ二人で。」